2022.01.05

これから資産運用を始める方必見!初心者が意識するべきポイント

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終身雇用により企業が従業員とその家族を生涯にわたり守っていく時代が終わり、大手企業の副業解禁が相次ぐ中、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により経済情勢も大きく変動しました。
本業の労働所得のみに頼ることの危うさ、不確実さを感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は労働所得以外の、資産所得、不労所得を作っていくことを目標に、資産運用をスタートしようとされている方に向けて、初心者の方が意識するべき資産運用のポイントを解説します。


初心者が意識するべきポイント

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初心者が資産運用にチャレンジする際、意識すべきポイントをご紹介します。

これからお伝えするポイントを押さえておけば、リスクを最小限に抑えられるでしょう。

ポイント① 短期的に結果が出るものではなく、中期、長期的な運用を心掛ける

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今日10万円出して、明日100万円になって返ってきたらそれは嬉しいですよね。

しかし初心者が資産運用を考える上ではその考えはご法度です。

計画的な資産運用ではなく、一か八かのギャンブルをしたいのであれば別ですが、基本的には中長期的な視点を持たなければなりません。

短期的に結果が出る投資はどうしてもギャンブル要素が強くなり、リターンが大きくなる可能性もありますが、その分損失が拡大するリスクも高くなるのです。

ポイント②でも触れますが、FX等はその傾向があります。

運用をスタートしてすぐに大事な運用資金が一瞬でゼロ、さらにマイナスになることは避けたいですよね。

計画的に資産を増やしていきたいのであれば、中長期的な視点で、気長な運用を心掛けましょう。

ポイント② ハイリスク・ハイリターン商品は慣れてから

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ポイント①でも少し触れましたが、リターンの大きい商品は、それに比例してリスクも大きくなる傾向があります。

代表的な例を挙げると、FXや仮想通貨等がハイリスク商品に分類されます。

例えばFXであれば、少額な資金からスタートでき、レバレッジを効かせて、一瞬で大きく利益を出す事もできます。

しかしその分損失が出た場合は、元本以上の損失が出てしまうこともあり、レバレッジのかけすぎ、自身の限界を超えた運用で破産する人もいるほど。

仮想通貨は一時期かなりの盛り上がりを見せていましたが、その後大幅に暴落し、今も不安定な状況が続いていますね。

個人的には、自分の大事なお金を預けるにはあまりにも未熟な市場だと感じています。

億り人という言葉もある位、儲かる時は儲かる市場なのかもしれませんが、博打的な要素も強いので、運用初心者にはあまりお勧めできません。

ハイリスク・ハイリターンの商品にチャレンジしたいのであれば、ある程度資産運用に慣れて、かつリスクに対して許容できる位の物理的、精神的な余裕が出てからにしましょう。

ポイント③ 勉強や情報収集だけして実践を後回しにしない

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カテゴリー問わず、日々様々なセミナーや勉強会が開催され、最近ではYouTube等でも知りたいことを学べる時代になりました。

私自身も公私ともにセミナーを受講することがありますし、皆さんの中でもセミナー参加経験のある方は多いと思います。

でも気が付くと、セミナーを受講すること、勉強をすることが目的になっている方もいます。

知らない知識を学ぼうとする姿勢は素晴らしい事ですが、でもその勉強は何のためにしているのでしょうか。学んだ知識を使って、生活をより良くしていくためではないでしょうか。

株式投資のセミナーを受講したのであれば、その知識を生かして株で利益を出すことが目的のはずです。

iDeCoの説明会を聞いたのであれば、実際にiDeCoで老後資金を効果的に作り、老後不自由のない生活をしていくことが目的のはずです。

セミナーを受講することを目的にせず、得た知識を実際に運用に活かしてみましょう。

もちろん得た情報を鵜吞みにせず、精査する時間も必要です。

ですがいくら勉強に時間を費やしても、その間お金は1円も増えず、機会損失にも繋がります。

せっかく得た知識を無駄にしないためにも、実践していく姿勢を忘れずに。

ポイント④ 一つの商品に集中せずバランスよく分散投資をする

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リスク低減のため、ひとつの商品にまとまった資金を投資するのではなく、様々な運用に少しずつ投資することがお勧めです。

例えば100万円でA社の株を買った場合、A社が倒産してしまったら100万円すべてが無くなってしまいます。

しかしA社の株を50万円、B社の株を50万円で買った場合、A社が倒産しても、50万円の損失で済みます。

運用がうまくいかない局面でも、損失を減らしてくれるのが分散投資です。

分散の種類にも、投資商品の分散、国の分散、時間の分散といくつかあります。

バランスよく資産を分散してリスクの低減を目指しましょう。

ポイント⑤ 目標を持つ

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何のために運用をするのか、何年後にいくらの運用結果が欲しいのか、明確に決まっているでしょうか。なんとなくで運用を始めてしまうと、ゴールがないので目先の収支だけで一喜一憂したり、本当に必要な資金を増やせなかったりと、アバウトな運用になってしまいます。

老後2000万問題解決のために運用を始めたのに、退職を迎えてふたを開けてみたら200万円しか増えていなかった…となったら取り返しがつかないですよね。

目標がぶれると、どの運用を選べばいいのかもわからなくなってしまいます。

上記のように、中長期の運用を選ぶこと、ハイリスクは選ばない等お伝えしてきましたが、一番大事なのは目標を達成できる運用を選ぶことです。

自分だけでは目標が定まらない、というような場合は、ファイナンシャルプランナーに相談してみるのもお勧めです。

初心者にお勧めの資産運用

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ここで初心者でもスタートしやすい、お勧めの資産運用をいくつかご紹介します。

初心者にお勧めの資産運用①国債

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国債は国が発行している債権で、お金を国に貸し出し、半年ごとに国から利息を受け取ります。

国債にもいくつか種類がありますが、その中で最も一般的なものは個人向け国債です。

3年固定、5年固定、10年変動があり、0.05%の年利最低保証もあります。

元本割れの心配がなく、最低購入額も10000円からなので、初心者でも始めやすい運用です。

貯金代わりにしている方もいるほど、安心感はある運用です。

初心者にお勧めの資産運用②iDeCo(個人型確定拠出年金)

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iDeCoは国から受け取る公的年金ではなく、自分で作っていく私的年金のひとつです。

自分で設定した掛け金を60歳まで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取っていく仕組みです。

掛け金は全額所得控除の対象となり、所得税、住民税を軽減できます。

また、運用して増えたお金には、本来は税金がかかるのですが、iDeCoで増えたお金には課税されないのもメリットです。

サラリーマン、自営業者、主婦、公務員の方等、基本的には20歳以上60歳未満の方は誰でも加入できますが、人によって拠出できる金額は異なるので、自分がいくら拠出できるのかは確認が必要です。

初心者にお勧めの資産運用③不動産投資

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不動産投資は一見金額が大きく、初心者にはとっつきにくいイメージをお持ちの方もいると思います。

しかし実態としてはサラリーマンを含め多くの人が始めている運用です。

ローンを組んで物件を購入し、人に貸し出し、家賃収入をもらったらその中からローンの返済をしていくという流れで、自己資金をほとんど使わずにスタートすることができます。

 

事前に信頼できる管理会社に依頼しておけば管理の手間も省け、家賃の保証もしてくれる会社も多いです。

iDeCo等と同じで長期的な運用になりますので、まずは信頼できる不動産会社、管理会社を探すところから始めましょう。

初心者にお勧めの資産運用④株式投資

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株式投資で得られるメリットとしては、売買利益の他、配当金や株主優待があります。

初心者であれば、1日で売り買いを繰り返すデイトレードではなく、中長期的に保有することをお勧めします。

興味のある商品を売っている会社や、もともとなじみのある会社の株であれば、最初の一歩としては踏み出しやすいかもしれません。

最初はくれぐれも大金を一気に投資せず、勉強する感覚で分散しながら株式投資を始めてみましょう。

最後に

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以上、初心者が意識するべき資産運用のポイントと、初心者にお勧めの資産運用をご紹介しました。

これから資産運用を検討される方はぜひ参考にしてみてください。

当社では資産運用やお金に関する無料相談会は随時開催中です。

お気軽にお問合せくださいね。

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