2022.03.09

20代で不動産投資を始めるメリット

近年の年金不足問題、所得の伸び悩みを抱える日本では、不動産投資によって家賃収入を受け取っていこうと、不動産投資を検討される人が増えています。
国土交通省のアンケート調査によると、不動産投資の経験があると答えた人は40~50代が多くなっており、全体の約53%を占めています。
それに対して20代は全体の約5%で圧倒的に少ない現状です。
では不動産投資は40~50代にメリットがあり、20代の人はやるべきではないのでしょうか。
結論としては、全くそのようなことはありません。
ここでは20代の人が若いうちから不動産投資をするメリットをご紹介していきます。

 

 


そもそも20代で不動産投資は可能なのか?

20代で不動産投資と聞くと、そんなにまとまったお金はない…もっと資金に余裕を持ててからじゃないと無理…と考える方もいらっしゃると思います。

実は20代でまとまった資金がまだ用意できない人でも、銀行で不動産投資用のローンを組むことができます。基本的には頭金も必要なく、フルローンで物件の購入は可能です。

毎月の返済額も、家賃収入の中から払うのがセオリーですので、長期的に家賃収入が見込める物件、万が一空室があっても保証がある物件であれば心配いりません。

結果、40~50代に比べて資金が少ない20代でも不動産投資をすることは可能なのです。

ではその上で、20代が不動産投資をするメリットはどこにあるのでしょうか。

20代で不動産投資をするメリット

①早く始めれば始めるだけ、不労所得が早く手に入る

20代で不動産投資を始める場合、前述のようにほとんどの方がローンを組むと思います。

ローンは一般的な35年ローンを組むとすると、仮に45歳から不動産投資を始めた人は80歳でローンが完済され、そこから家賃収入を満額受け取ることになります。いくら人生100年時代とはいえ、80歳から家賃収入では、ないよりはいいですがちょっと遅いですよね。

では25歳から始めた人はどうでしょうか。60歳でローンが完済されるので、サラリーマンであれば退職時、もしくは退職の前から家賃収入を満額受け取ることができます。

年間家賃収入を仮に100万円とすると、60歳から80歳までの20年間で2000万円を受け取ることができますので、これなら年金対策として十分成り立つ話です。そして45歳で不動産投資を始めた人に比べて単純計算で2000万円多く受け取ることができるのです。

生涯収入にも差が出ますね。

 

さらに言えば35年ローンを組んでいる人で、35年間何もせず完済を待つ人は少数で、繰り上げ返済をして早期完済を目指す人が多いので、さらに5年10年と家賃を受け取るタイミングは早まります。

不動産投資から得られる利益を最大化したければ、1年でも、極端に言えば1日でも早く不動産を購入することをお勧めします。

②長期のローンが使える

ローンは何歳まででも借りることができるわけではありません。

銀行によって多少異なりますが、完済年数といって何歳までに完済しなければならないという年齢が決められており、40~50代の方はどうしてもローン年数に制約が出ます。

例えば完済年数が79歳に決められている銀行の場合、45歳の人は実は34年しかローンを組むことができません。46歳、47歳と年齢が1歳上がる度に、組めるローンの年数は33年、32年と短くなっていきます。

 

ローン年数が短くなると影響が出るのは、月々の収支です。

ローン年数が長ければ毎月の家賃収入でローンの返済を賄うことができるため、月々の負担はありません。しかしローン年数が短くなると、1度の返済で支払わなければならない金額が増えてしまいます。賃料は変わらないので、毎月の収支は悪化してしまいます。

逆に25歳の人であれば、79歳完済でも余裕で35年ローンを利用できますし、45年ローンを使っても70歳で完済ができます。

同じ仕組みで同じ不動産を持つのに、スタート時の年齢が違うだけで月の負担があるかないかの違いが出てきます。同じことをするなら負担が少ない方が良いが効率的にも精神的にも良いかと思いますので、早いうちから長期のローンを組んで不動産投資にチャレンジしましょう。

③人生の選択肢が広がる

20代から不動産投資を始めると、早ければ30代、もしくは40代でローンが終了し、現役中から家賃収入を見込むこともできます。

例えば20代で不動産投資を開始し、35歳になった時不動産が無借金になり、年間150万円の家賃収入があれば、仮に本業の年収が600万円だとしても家賃収入があることで750万円の年収となります。

 

30~40代は結婚、子供の養育や進学、マイホーム購入など、資金が必要なイベントが続く傾向があります。そんなタイミングで本業以外の収入があれば、生活にゆとりが生まれ、人生の選択肢が広がります。不動産収入があることで妥協せずにマイホームが購入できる、子供が希望する留学をさせてあげられる、金額を気にせず旅行ができる等、自分自身や家族の人生を豊かにしていくことができるかもしれません。

本業の収入も業界によってはなかなか上がりにくい時代です。計画的に収入の柱を増やしておくことで、これからの時代にもゆとり、安心を準備しておくことができます。

20代で不動産投資をすることによる注意点

①年収が足りずローン条件に影響が出る

20代は40~50代に比べて年収が低く、ローン条件に影響が出ることがあります。

例えば45歳年収800万円の人の金利は1.8%でも、25歳年収500万円の人だと2.0%、というように金利に差が出ることや、頭金を準備出来るなら融資する、というような条件が付加されることもあります。

条件は金融機関により異なりますので、より多くの金融機関と提携のある不動産会社を通すことで、20代でも条件の良い金融機関に出会うこともできます。

不動産投資は中長期的な運用で、10年20年と付き合うローンですので、慎重に選びましょう。

②知識の不足や偏り

不動産投資に限らず、投資や資産運用は正しい知識が必要です。

20代であればネットやSNSで情報収集するのが一般的かと思いますが、ネット、SNSの情報は全てが正しいとは限りません。

また、偏った情報、目立つ情報だけが拡散されている可能性もあり、自分にとって不要な知識を取り入れてしまっているかもしれません。

ネットの情報だけでなく、セミナーや不動産会社の相談会などのリアルな現場で情報収集することで知識を深められたり、情報のアップデートができます。

幅広く、そして深く情報を収集することで自分にとって最適な投資を選択することができます。

まとめ

20代の若いうちから不動産投資を始めることのメリットについてまとめましたがいかがだったでしょうか。

もちろん注意点もありますが、不動産投資の中長期的な運用の性質上、早ければ早いほど利益を長く受け取ることができ、長期のローンも使えますので、可能な限り若いうちに検討することをお勧めします。

 

アストラストでは20代の若年層の顧客も多く、多数の事例があります。

提携金融機関も業界トップクラスのため、良い条件でのローンあっせんもお任せください。

投資を始めてみたいけど迷っている、そもそも知識が少ない、というような20代の方でもお気軽にご相談ください。

まずは不動産投資の仕組みや基本的な考え方などをお伝えしますので、ご自身に合いそうなのかどうなのか、ぜひ一度ご検討ください。

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